「天の鷹 SKY HAWK」について





 漫画アクション、2001年>2/3 6 11 19/20 24 46 47号 02年>15号 21号 30号(計10回)不定期連載。連載終了。単行本 双葉社より、発売中です。


 内容は、明治時代初頭、故国を追われた日本人(武士)2人がアメリカ西部で 原住民のオグララ・スー族とともに、アメリカ白人の開拓者たちと、闘う・・・・・といった内容で、谷口氏得意の、「自然・動物もの」で、わたしは、こういう話は、とても好きです。


 こういう「インディアン側の西部劇」+「日本人」の話は、谷口先生の、独壇場です。
日本人も、有色人種であることを、再認識させてくれます。

 過去の作品では、「ジェロニモ」「荒野を歩め」「死ぬには好い日だ」「死よりも赤く」「ロング・ナイフ」などの、短編があります。とくに、「ロングナイフ」は、この「天の鷹」の、元になった作品と、思われます。(今回の作品のほうが、圧倒的に、ストリーに、時代考証の正確さと、厚みがあります。)

 さらに、谷口先生19歳上京前に、書かれた初作品「侍SAMURAI」という、短編(未発表)が、「日本の侍、アメリカ西部を行く」といった、内容だそうですので、(biography参照)氏のライフワークと言っても、過言ではないのでは?


 ちなみに、「インディアン側西部劇」というと、やっぱり、「ダンス・ウィズ・ウルブス」    (1990)ですが、その、20年以上前です。

 (「インディアン」と言う言い方は、現在の感覚では、「差別用語」ですが、わかりやすさのため、用いさせていただきました。)
 
 

 「私感・・・・」>単行本化された「天の鷹」を、まとめて読んむと、連載時には、感じなかったなにか「悲しみ」を、憶えました。
 つまり、130年前の、「インディアン」に対する、アメリカの「やりかた」が、現在の、「アフガン・イラク」に対する、アメリカの「やりかた」と同じ・・・・・・。そんなことを、考えてしまいました。(02.10.20)