83年(昭和58年)「谷口ジロー」特集・掲載、雑誌「紙魚」

 「谷口ジロー」先生の特集記事は、きわめて少ない。

 ところが、20年も前に、「谷口ジロー」先生の、特集を、掲載した、雑誌がある。「紙魚」(創刊号)である。鳥取の、地方誌ながら、本好きの、人たちが集まって、新刊休刊問わず、本について語った文章を集めた、本である。一時、一世を風靡した「椎名誠」氏の、「本の雑誌」風の内容である。中央=東京の、書店にも置いてあったようである。

 その中に、5ページを割いて、「谷口ジローに、注目!!」の題で、特集している。谷口氏のオリジナルの絵も、でている・・・・・。今では入手困難な初期の単行本の表紙が並ぶ。

 83年というと「ナックルウォーズ」「(新)事件屋稼業・初期」連載中です。「グッド・ラック・シティ」は、はじまったばかり。(この時期、わたしは、「谷口ジロー」先生の名前すら知らなかった。)初期の話が、読めて、たいへん興味深い。

 谷口先生の、初期のエピソードが、多くでてくる。
@サラリーマンを、8ヶ月で、辞めた話。
@石川球太氏のアシスタント時代の話。
@「ビッグコミック」新人賞・佳作をもらうも、仕事が来なかった話。
@「エロもの」を書かなくてもよいという「エロ雑誌の編集者の話。
@「関川」氏との出会いと、最初の仕事の話
@狩撫」氏との仕事。・・・・・・・・・・・・・・・・・・等々。

 オリジナル自画像の机に向かって、仕事をする「谷口先生」の、後ろからはシッポ、足は「ゴジラ」風・・・・・。氏曰く、
「わたしはマンガを描くとき、モンスターにヘンシンするのです・・・・・」

 なお、この雑誌を、送っていただいた、この雑誌の編集者でもある、Nishioさんに、感謝します。・・・・・・・いまでも、ある機関紙に「紙魚の居場所」というコラムを、書かれており「谷口先生」のことも、書かれています。