単行本未収録作品ストーリー





 まだまだ、「未収録もの」は、たくさん、あると思いますが、わかっているもののみ、紹介します。(情報、お待ちしております。)





1)嗄れた部屋 71年 ヤングコミック (デビュー作)(11ページ)

 元売春をしていた女性の部屋に住む主人公の、忌わしい過去の回想。そこで体を売っていた主人公の母の記憶や、母に捨てられた昔の記憶が浮かび上がるといった、幻想的な作品。


2)蒼い瓦礫 73年 ヤングコミック(18ページ)

 発狂してしまった父親に、家族・故郷を奪われてしまった恨みと、自分も発狂するのではないかという、恐怖から、逃れるため、豚の賭殺場で、働く主人公が、ある時、職場の上司を、殺してしまう。


2)「沈黙の群れ-殺人依頼-」(原作 高野良)長編コミック(34ページ)

浪人生20才、主人公田中。幼なじみの紀子が、自分のせいで、自殺してしまう。絶望した、田中は、駅の掲示板で、見かけた『私を殺してください』の、文字に『お手伝いします』と書いてしまう。書いた人物の言うとおりに、実行すると、殺してもいないのに、『昨日、例のもの永眠しました。』の文字。自失した田中は、自分で、同じ掲示板に『私を殺してください』、と。結果は・・・・。


3)憎しみの鎮魂歌 デッドエンド(原作 豊島文夫)長編コミック(33ページ)

 発狂してしまった妹の亜紀と一緒に死のうと思うが生き残ってしまった主人公・小沢。死に場所を求め、「カー・スタント・ショー」で、派手な、カー・スタントを、くりかえす。そんな小沢に、スタントショーのオーナーに、世間から反対されている、自衛隊の弾薬輸送を、頼まれる。
 しかし、その輸送中、事故で、トラックは爆発してしまう。小沢は、1人の女性に、間一髪助けられる。その女性とつき合うが、小沢は、亜紀のことが忘れられない。
 一方、弾薬輸送に反対する、陸送連盟の組合長に、つめよられる、スタントカーショーのオーナーは、、小沢が死んだと思い込み、輸送は小沢単独で、引き受けたと、言い放つ。それを知った、小沢は、亜紀を発狂させたのも、オーナーと気づき、オーナーを、みちづれに、車で、崖から墜落し死ぬ・・・・。(大迫力アクション劇画です。)


4)叉鬼おろし 74年 漫画ルック(24ページ)

 老マタギが、息子を殺した熊を、殺しに、最後の猟へ。その熊と、格闘中に、彼のマタギ犬・ハチに助けられる。ハチは、死ぬが、その直前に、出産する。新しい命が・・・・。


5)遠い声 75年 ビッグコミック増刊(25ページ)

 炭焼きの仕事をしながら、暮らしているマタギの主人公。非道な猟師たちに、冬眠中に、ハッパで傷つけられ危険な、手負い熊を、追って山へ。そこには、悲惨に傷つけられ、動けなくなった熊が・・・・・。主人公は、鉄砲で、安楽死させる。


6)夜明けに向かって突走れ(原作 松岡清治)75年 漫画コミック増刊(28ページ)

 殺人現場を、見てしまった女性をめぐり、暴走グループのリーダーの主人公と、元警視庁特殊技能隊の刑事が、バイクの曲乗り競争を、することに。決着がつかず、いつか、2人には、友情が、芽生える。その途中で、偽警官に、その女性を奪われてしまう。バイクに乗った2人が、それを追い、犯人を捕らえる。暴走グループたちは、そのまま去っていく。


8)俺の生きかた(原作 岡崎英生) 75年 ヤングコミック(20ページ)

 高校を辞め、トラック運転の助手をしている、主人公に、女子高生が、学校に戻るように、説得する。そして、愛を告白する。最初は、主人公は、拒んでいたが、いろいろ悩み、最後には、彼女と、生きてゆく決心をする。


9)二人だけの場所 75年 現代コミックdokuhon(22ページ)

 夏休みに家に帰った主人公 国彦。すると、そこに若い家政婦 さよがいた。主人公は、さよと2人で、会うようになる。しかし、主人公は、さよが、寝たきりの母のそばで、父と交わるのを見てしまう。それを、さよにも、知られてしまう。主人公が帰る日、さよは、自殺してしまう。2人だけが知る場所で・・・・。


10)大いなる狩人 76年 漫画パンチ


11)もうひとつの季節 77年 現代コミックdokuhon(24ページ)

東北地方のある小さな村。妻に先立たれ、無口なマタギ『酉松(うしまつ)』は、以前から、想いをよせていた、人妻の『綾』を、できごころで、犯してしまう。ところが、綾には子供ができてしまう。綾に口止めを願われる、酉松は、ひとり、山の中へ。そして、帰らなかった。


10)牙の咆哮 76年 漫画レッド(30ページ)

 昭和23年、北海道開拓地。出稼ぎから帰ってきた男の、家がなにものかに荒されて、家族は消えうせていた。しかも、血のついた家族の衣服が落ちていた。ヒグマか?。その夜、なにものかの動物たちに家を囲まれてしまう。夜が明けると、それらは、五十余年あまり前、絶滅したと思われていた、「エゾオオカミ」の、群れであった。そして、無惨にも、主人公もその犠牲に・・・・。


11)裸足のランナー(共作 関川夏央) 76年 漫画パンチ
  PART1 水の中の太陽(前編 未確認、後編 確認=28ページ)

 新宮は、少年院の少年たちの水泳コーチを、依頼される。そのなかに、有望な卓也がおり、2人には、奇妙な友情が、芽生える。市の選手たちとの、間近に親善試合が開催されるある日、卓也の試合に、市長と院長が「賭けごと」をしていることを、新宮が知り、卓也に伝える。卓也は、試合時、ぶっちぎりのトップにありながら、途中で、試合放棄してしまう。新宮は、その試合が始まる前、だまって、去ってゆく。


11)禿鷹伝説・コンドルは飛んで行く 77年 漫画パンチ(28ページ)

 自由に、飛び立つことを、檻の中で、夢見るコンドル。ある時、落雷で壊れた檻から、外へ飛び立つ。しかし、そこに、自由はなく、自分の、野生もなくなっていることに、気づく。やがて、山の中の蔓に、ひっかかり・・・・・。


12)陶肌哀歌 現代コミックdokuhon 77年 25ページ

 昭和初期、北陸・越前。ある陶芸家、夫婦ものがたり。陶芸家の主人は、女性の肌のような美しい焼き物を、焼こうとしているが、納得いくものができない。妻の悠子は、借金のかさむ、焼き物問屋の主人に借金の代わりにと、体を奪われる。そして、妊娠してしまう。陶芸家は、現状を受け入れ、最後の焼き物にしようと決心し窯釜に、火を入れる。悠子は、妊娠してしまった自分を恥じ火の中に、飛び込んでしまう。火は、燃え盛り・・・・・。出来た、陶器は、皮肉にも、夢見ていた、「美しい女性の肌のごとく輝く陶器」だった。」


13)最後のモラン(戦士) 漫画コミック増刊「カーコミック」 77年 30ページ

 195X年、ケニア政府が、マサイ族の「ライオン狩り!」を、禁止した、直後のものがたり。妊娠した妻を、人喰いライオンに、襲われた、マサイ族の、戦士が、仲間、政府の反対を、押し切り、1人で、復讐に行く。結果、そのライオンと共に死ぬ。しかし、襲われて、瀕死寸前の、妻の、お腹から、その戦士が死ぬと同時に、赤ん坊が、生まれる・・・・・。」


13)群狼峠に満つ(原作 西村寿行) 77年 別冊週刊漫画TIMS(56ページ)

 明治36年信州伊那谷。山あいの集落の人や家畜を、峠を占拠した狼の群れが、襲うようになる。猟師の「安蔵」は、相談を、持ちかけられるが、罠猟師。無理である。そんな、安蔵には、子供の時から、世話をしている、気丈な女性「大村 鹿」がいた。
 責任を感じた安蔵は、ひとり、夜、狼の群れに、向かう。それを、翌朝知った、鹿は、後を追うが、安蔵は、すでに死んでいた。それを見た、鹿は、狂ったように、薙刀1本で、狼に立ち向かう。やがて、狼の群れを、全滅させてしまうが、自らも、命を落とす。
 まもなく、隣村から、救援隊が、到着するが、時すでにおそし・・・・・。そして、その狼たちは、は、輸入犬から、感染した、狂犬病にかかった狼で、ニホンオオカミの最後の群れで、あったことが、わかる。


14)サカマタの伝次 78年 話題スペシャル(27ページ)


16)肉を裂く爪(原作 東史朗) 79年 男のゲキジョー(52ページ)

 昭和15年。北海道の炭鉱村。堕落した、人々が住む村を、つぎつぎと、「大きな羆(ヒグマ)」が、襲う。猟師の竜造は、すぐに「山神」と、見抜く。村の巡査から、殺害を、依頼されるが、「山神は、殺せない」と、一度は、断る。しかし、恋人の「キク」が、殺されたのを機に、殺害を、決心する。
 「山神(羆)をしとめると、村だけでなく、日本中の人間が、死ぬかもしれない」と、不吉な、予言を、残し、山へ向かう。「山神(羆)」と、死闘のすえ、「山神」「竜造」ともに、死ぬ。その後、その山は、大噴火を起こし、村を、押しつぶし、また、「太平洋戦争」が、はじまり、日本中に、死者を、だすことになる。


17)こえにならない鳥のうた 80年 漫画アクション増刊(20ページ)

 学校になじめない、鳥の言葉がわかる少年が、渡り鳥に、連れて行ってくれるように、話す。数年後少年には、羽が、生えてくる。昔同じように、羽が生えた経験のある、老人の、すすめで、他の鳥たちと一緒に、銀河の果てに、飛び立つ・・・・・。


18)彼方には蜃気楼の海(原作 高木公夫)80年 漫画アクション(22ページ)

 サケマス遠洋漁業に、同行した、主人公が、乗船員の、食用のために、銃で、撃たれた、「トド」を、助ける。やがて、嵐に遭い漁船は、沈没するが、主人公だけ、「トドたち」に、助けられる。


19)凌辱の狩猟小屋 80年 特集漫画トピックス(24ページ)

 大戦後、山で猟をする、アメリカ人たちに、孫娘の千代子を、犯された弥助。そのアメリカ人たちに復讐するため、一緒に冬山へ。遭難したとみせかけ、いっしょに死ぬ。


21)花刺し(原作 小池一夫)82年 漫画アクション(50ページ)

 「女遊び」の好きな、和服の刑事 諏訪彦次郎が、美人芸者殺人事件の、捜査を頼まれる。その、「特技」を、生かし見事、解決。(同じ小池一夫氏が、神江里見と組んだ「黒田彦次郎シリーズ」という、「同じ設定」の、シリーズものが、あるそうです。未確認。)


22)魔女の息子(原作 岡崎英生) 82年 エロトピアデラックス
第1話(魔の1)性宴を裂く少年の出発(40ページ)
第2話(魔の2)誘惑の疼きを絶つ剣(40ページ)
第3話(魔の3)鎧を突き刺す少女の吐息(32ページ)
最終話(魔の4)業火に巻かれる処女の叫び(32ページ)

 ジャンヌ・ダルクが、活躍する、「100年戦争」中の話。母が、魔女であることを、知った少年ピエールは母を、殺す。そして、自分は、魔法使いでない、普通の人間になるために、旅に出る。いろいろ、危険な事件に、遭遇するが、そのたびに、意思に反して、魔法に、たすけられる。
 ある日、騎士(ナイト)になりたいピエールは、教会の騎士団に、(英軍に)処刑されるジャンヌ・ダルクを、「魔法」で、助けられたら、ナイトにしてやると、約束される。しかし、その処刑の場で、魔法が使えない・・・・・・。酒場で知り合った、魔法使いの少女ルウが、邪魔していた。ルウは、ナイトになって遠くへ行ってしまうピエールを、ひきとめたのだ。やがて2人は、結婚し子供に恵まれる。


23)バラモン(原作 セルジオ関) 83年 月刊ごめんなすって(30ページ)

 キックボクサーの過去を持ち、今は暴力団の用心棒の主人公。組員が、バンコクで殺された、事件を追い、同国へ。そこで、組の金を奪った、共産ゲリラのボスは、かつて主人公から、キックボクサーの、選手生命を奪った男だった。海の上の、船で2人きりで、死闘がはじまる。不利になった主人公が、結局、銃で、男を撃ち、勝つが、主人公の心境は・・・・。


24)オフィシャルスパイハンドブック(原作 矢作俊彦) 84年 漫画アクション

第1話(#1)あるスパイの生活と意見@A(24・24ページ)

 総理府の機関 総理大臣官房連絡課の秘密捜査官、フジカワゴロウは、日本の自衛官からタイ人に、贈ったとされる銃のことについて、マスコミが気づいてないか、、捜査を依頼される。「武器禁輸三原則」に、触れるからだ。捜査をするうち、その銃は、日本の或る会社で、作られ、タイに、100丁以上、渡されたことがわかる。しかし、関係者は、死んでしまい、このことは、闇に葬られることになる。政府の、思いどおりに・・・・。

第2話(#2)4号俸4等給 危険手当無シ@A(30・24ページ)

 (省略)


25)北のサムライ(共作 関川夏央)85年 漫画アクション(48ページ)

 老犬の回想の形式。明治26年、北方探検中の、郡司成忠 白瀬のぶらの探検隊は、択捉島で、ひとりの老人に会う。老人の願いで、同行することになる。探検隊は、何度か、老人に危機を救われる。この老人こそ、(「五稜郭」後の、元「新撰組」)土方歳三その人であった。(単行本「西風は白い」の中の、関川夏央のシヨートストーリー「択捉の武士」の、漫画化。「『坊ちゃん』の時代」より、1年少し前、同じ「アクション」誌上に、掲載。同作品を書く、きっかけとなった作品かもしれません。ちなみに、「『坊ちゃん』の時代」第一巻、終わりの、「明治人」たちの集合写真に、この作品にでてくる、「白瀬のぶ」が、最後列に並んでいる。)


26)ハートビート 舞魂(マイ・ソウル)」(原作 竹島将)85年 プレイコミック
第1話(1st ACT) (未確認)
第2話(2nd ACT) クッキー(30ページ)

 元米軍グリーンベレーのエース、ジェイムズ。現在の彼の職業は、追跡屋(チェイサー)。米軍少佐のカーティス(カート)の、日本人の妻・信子から、彼の追跡を、依頼される。追っていくと、そこは、麻薬取り引き現場。カートは、麻薬取り引きにl関与していたのだ。それを見てしまった、ジェイムズは、カートを含む彼らに命を狙われるが、反対に 全滅さす。依頼人の信子は、カートとジェイムスに、軍隊を追われた、カートの部下のウィルを、愛していた。そして、彼女は、カートに、ジェイムズを使って、復讐したのであった。彼女が、いつも口にしていたクッキーは、ウィルの作った、コカイン入りの、それであった。


27)エンジェルエンジン(原作 原田宗典) 90年 コミックギガ(14ページ)

 酒場での、ある男の談話。10年程前、弟分のKが、けんかで黒人を傷つけてしまった。その後、ある黒人から、強力な覚醒剤「エンジェルエンジン」を買い、それを吸ってしまい、幻覚で、バイクを、飛ばしすぎ、死んでしまう。その「エンジェルエンジン」を、売りつけたのは、復讐心を持つ、けんかで傷ついた、黒人の弟だった。


28)十二月の拳銃(チャカ)満月館狙撃事件 91年 メンズ・アクション(25ページ)

 暴力団の組長の、復讐に向かうある組員の、復讐劇


28)無題(原作 ビートたけし?)99年 単行本「master of TAKESHI」(4ページ)

 ビートたけし氏のポエムを、もとにした、幻想的作品。テーマは、「初恋」。


29)ママ、ドントクライ(原作 原田宗典) 99年 オールマン(36ページ)

 主人公の夫が妻に、17歳時のことを、回想して語る形式。博打打で迷惑をかけた上で、蒸発してしまった父に代わり、、主人公を育ててくれた母・・・・。高校3年の夏、バイト代を、母に渡したのを、きっかけに、その母と、バイクに、2人乗りする。自分の、胴に、組み合わされた母の、両手の荒れを、見たとき、主人公の、涙があふれ、止まらなく出る・・・・。


30)名づけえぬもの(原作 ガエターノ・ドニゼッティ) 01年 ブルータス(5ページ)

 イタリアのガエターノ・ドニゼッティ氏作の「オペラ」の内容の、漫画化。本当の恋人から、ひきさかれ、政略結婚を強いられた女性が、初夜の晩、夫を、殺してしまう・・・・・。イタリアオペラの、内容だが、和服を着た日本女性で、描かれている。


31)孵化 02年 アディダスマンガフィーバー (4ページ)

 抽象的作品。動脈・静脈と、思わせる何かの中(胎内?)から、熱きなにかが、生まれるといった、内容。(「熱=FEVER」を、テーマにした、多くの、内外の、著名漫画家の競作作品の内の一作品。)


32) 歩く人(番外編=フランス語) 03年 Bang!(11ページ)


33) 夏の空 06年 JAPON


34) 魔法の山 06年 ヤングジャンプ


35) 月の夜 06年 アエラ・コミック


36) 百年の系譜 09 ビッグコミック 1


38) 孤独のグルメ 静岡横町の汁おでん 09 SPA!6/9号