各種「対談・インタビュー」のなかで、これから、漫画化してみたいと、記されている作品があります。まとめてみました。
@「鹽壺の匙」」車谷長吉(「塩=昔の字」)
「ダヴィンチ1996年.7月号」
谷口氏談「この物語の背景に描かれている、なにげないけれど
すざまじい情念や怨念が漂う世界をマンガの表現で
伝えることができるのかと常々考えているんです。・・・」
@尾崎翠(女流小説家)
「鳥取NOW1998年.39号」
谷口氏談「(尾崎翠=鳥取県出身女流作家、の晩年)・・・・『父の暦』
『遥かな町へ』に続く“鳥取三部作”を作りたいですね。・・・・」
「ダヴィンチ2001年.2月号」
谷口氏談「実は、尾崎翠さんの少女小説をマンガにしたいな、
と考えているんです。・・・・もし描かせていただけるなら、
絵はもっと省略してデフォルメした感じに変えて・・・・。」
「とっとり市報2003年 8/15」
谷口氏談「・・・・伝記とはいかないかもしれませんが、その人と砂丘を
絡めたものができればいいなと考えています。」
@「白鯨」ハーマン・メルヴィル
「ダヴィンチ2001年.1月号」
谷口氏談「私は、メルヴィル『白鯨』を描きたいなあ。しかも、
完全版で。とくに鯨に関する博物学的な蘊蓄の
部分をきっちりと描き込んでいきたい。」
@「キマイラ」夢枕獏
「ダヴィンチ2001年.1月号」
谷口氏談「実はぼくも『魔獣狩り』(夢枕獏氏作)は描きた
かったんですよ。あとは『キマイラ』だなあ。」
いずれも、谷口氏の作画で、読んでみたいですね。
それに「イカル」「地球氷解事紀」の、続編も・・・・・・。