上村一夫のアシスタント時代

 いろいろなところにでていますが、谷口ジロー氏は、上村一夫氏のアシスタントを、していたことがあったようです。

 詳しい年代は、明らかではありませんが、デビュー(71)後から、本格的に雑誌連載し始める、76・77年ごろまでの間の、一部か、全部だと思います。正確な時期の記載は、わたしの渉猟した限りでは、わかりません。

 このごろの上村氏のマンガを、読めば、わかるかもしれませんが、上村氏の単行本は、人気があるようで、どれも、値段が高く、このごろの単行本を、全部そろえることはできません・・・・・。

 
 そんななかで、1975年(昭和50年)の、週刊プレイボーイに、上村氏の「仕置猫」という短編(原作 間羊太郎氏)を、みつけました。ここにでてくる、猫の絵は、「たぶん」谷口先生の手によるものだと、おもいます。

 猫が「シャムネコ」(たぶん、上村氏の指示で)で、野生の猫ではないため、谷口氏の動物絵の「鋭さ」が少し、欠けているようにも思われるのですが・・・・・。上村氏の絵とは、ペンタッチなど、全然違う点。猫の動きが、とても、よくでている点。そして、後の「坊ちゃんの時代」に出てくる猫と、同じカットがある(ねこが、あくびをするところ)。これらの、ことから、そう思います。

 見つけたのは、この作品のみですが、ほかにも、上村作品の、動物絵を、書いているかもしれません。

 上村作品の緻密なバックの絵も、谷口氏によるものかもしれません。

 いずれも、推論の域を出ませんが・・・・・・・。


付記) 上村氏は当時、、「絵師」と、よばれていましたが、自分では、「職人」と、いっていたそうです・・・・・。谷口先生は、自分のことを、どうよばれるのでしょうか?